脱毛のメカニズムとは、基本的に体毛の毛根にダメージをあたえて、発毛を阻止したり毛を細くしたりするものです。この毛根へのダメージの与え方の違いにより、熱処理、レーザー処理、ニードル針処理などの方式に分けることができます。これらの処理方法によって、感じる痛みにいくらかの程度差はありますが、どの処理の場合でもまったく痛みを感じないということはありません。最も痛みが少ないと言われているレーザー処理の場合でも、初回や2回目はいくらかの痛みがあります。
ただし、その後は徐々に痛みが減っていくと言われています。体毛は、皮膚表面に現れていない部分の方が多いため、毛根にダメージを与えるという脱毛のメカニズムの場合、皮膚表面に現れている体毛に対する毛根の処理しかできません。そのため、1回の処理では実感できるほどの効果が得られないことが多いため、何度か脱毛処理を繰り返すことが必要となります。ただし、どのような脱毛処理でも皮膚自体にもダメージを与えてしまうため、連続で処理することはできません。
次の処理を行う前に、皮膚がダメージから回復するための期間をあけることが必要となります。また、体毛の発毛のメカニズムから、成長期の毛根に対して行った処理以外は、しばらくするとまた毛根が回復してしまうという特徴もあります。そのため、完全な永久脱毛を行うためには、期間をあけながら複数回の処理を行うという長期的な施術が必要となります。
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